産後の便秘を解消するために

妊娠中は、子宮が大きくなるにつれて、肛門の周辺の平滑筋がゆるんでいきます。それが、産後の便秘の原因となることがあります。平滑筋がゆるんだままだと、排便時に力をうまく入れることができなくなるのです。さらに、産後の体には休息が必要ですし、新生児への授乳やおむつ交換のために座った姿勢を長く続けることになります。つまり運動不足になってしまいがちなのです。そのため平滑筋が鍛えられずにゆるんだままとなり、便秘が慢性化してしまいます。

また、産後に母乳が多く出る人の場合は、母乳の材料として体内の水分が多く使われます。それにより腸内の水分が少なめになります。これもまた、産後の便秘の原因のひとつとなっています。こういった産後の便秘を解消するためには、適度な運動をこころがけることが有効です。産後の体に無理をさせない程度に、ヨガやストレッチなど室内でできる運動をしていると、ゆるんだ平滑筋が徐々に引き締まっていき、スムーズな排便ができるようになっていきます。また、運動により水分補給の回数も増えるので、それもまた便秘解消を促進することになります。運動により代謝が上がることで、母乳が出やすくなるというメリットもあります。

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